江 原道日帰り旅行

韓国に来る前に、東京でふとしたことで知り合った韓国人がいます。
道案内しただけですが、メールアドレスの交換をして今に至ります。

で、その方が住んでいるピョンテク（平澤）まで今日は遊びに行って来ました！
ソウルから行くよりもまだ少しは近いので、
ソウルに引っ越す前に行く方がいいかな？と思ったのでした。
水原からだと、地下鉄１号線をそのまま乗って行けば良く、
各停で約40分かかります。一駅が長くて…辛抱辛抱。

ピョンテクに着いたものの、特に見るものがなくて^^;;
今まさに駅周辺共に開発中の所でした。エギョン百貨店ができるそうです。
駅前のソルロンタンのお店でご飯を食べてから
「慧蘭が行ったところのない所に行こう！」ということになって、
急遽半島の東側つまり東海＝日本海側に行って来ました（爆）















車でソウル近郊まで北上し、進路を東へ。
往路は３時間半、復路は３時間程で水原に戻って来たのですが…
住宅街を抜け、平野部分が終わるころに江原道に差し掛かるのですが
江原道に入ると景色が一変！　針葉樹林が一気に増えるのです。
寒さが違うんでしょうね、やはり。緑の濃さも全く違いました。
標高も高くなって、車もまばらになります（人口の差？笑）
そして天候も不安定になります。晴れたかと思うと突然雨になったり。
出発した時刻が午後１時だったので、大して回ってみることはできませんでしたが
カンヌン（江陵）市にあるチョダンという街で一時休憩。


　この場所はスンドゥブ（純豆腐）で有名だそうで、
　わざわざそこに連れて行ってくれたのでした！
　正真正銘のスンドゥブを初めて経験しましたが、
　本当に美味しくて優しい味です。

　入った食堂は、今でも使っているという民家で
　なんと400年前に立てられたものだそうです。
　とても趣のあるお屋敷でしたよ！









食堂経営者でもあり、お屋敷のご主人である方が

　　「女子トイレには行ってみたかな？是非行ってみてくれ」

と言うのです。なぜかと聞けば…

　　「この地域の冥壇の場所が女子トイレの場所だっていうのが、
　　　作った後に分かってね。慶尚南道から来た人が前に教えてくれたのさ」

と教えてくれました。知らずに作った場所が冥壇だったとはね^^;;


　浜辺をブギーカーのようなもので走って、東海を満喫。
　暑くも寒くもない、本当にイイ時期に行けたと思います。
　どこまでも続く水平線は、自分がよく躓いている
　つまらない不安や失敗なんかを小さく感じさせてくれるほど、
　癒す美しさがあるようです。






日も暮れ始めたので、退散することにしたものの
せっかく江陵まで来たのですから、友人に会っていくことにしました。
忠清北道チェチョン（堤川）出身、現在江陵大学日本語日本文学科に通うKH嬢。
元気そうで本当に何よりです！　一人暮らしも大変だろうに
日本語も熱心にやっているようで、実力もかなり上がっていました^-^少し早い夕飯を済ませてから、
いよいよ東海（日本海）を見るためにもう少しだけ車を走らせました。
ついに来ました、東海！　本当に半島の右側に来たんだ～と甚く感動！













短い時間でしたが、韓国に入国してそんなに経たないうちに
こうして遠くにいる友人にまた１人会えたことは本当に嬉しく思いました。

その後約３時間かけて水原まで戻って来たのですが…
本当に素敵な一日でした。タイミングを逃さないで、迷わず何でもやることが
時間の無駄にならずに済み、そして素敵な時間を送れるのだと思いました。