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秋学期も半分来ました。
1学期10週間の授業ですが、
その中で自分以外の学生の韓国語を聞く(知る?)機会も
徐々に増えて来て、感じたことがあります。
“シゴトの韓国語”での授業が大変役立っているということです。
私はこの4月から来韓少し前まで“シゴトの韓国語”を学んでいました。
ビジネス文書の書き方やその際に使われる表現方法などがメインで、
もちろん~합니다体で書くのですが、これらが今大変役に立っています。
週3回ある選択班で作文クラスを選んで勉強していますが、
今学期は以下のようなメニューで進んでいます。
自己紹介書
履歴書・職務経歴書
広告文
要約
手紙
随筆
映画感想文
説明書
論述
新聞記事作成
紀行文
詩
1~2回で1つのテーマを扱って、授業中に作文を行い、先生に添削して頂きます。
これらはもちろん公に出すものとしての役割があるため
口語体で書いてはいけないのはもちろんですが、
何せ韓国語学習の中で文語体に触れる機会が少ないため
学生たちはなかなかこれが難しいようです。
例えば…
~이에요や~해요にすれば丁寧さが出ると思っているようで、
先生からよく指摘されています。
また、~이에요について言えば、まだマシかもしれません。
普通に~에요と書く学生がほとんど。
同じ5級の学生…。
※もちろん正確に使える学生もいます!
私は幸いにもシゴトの韓国語で半年慣れていたため
特に指摘されることもなく、文書形式の知識も
他の学生よりは知っている方に入るので
時々先生から「実際に書いたことがありますか?」と聞かれています。
もう7年も昔のことになりますが、私が韓国語を学び始めた時
釜山出身の日本語教育専攻の方に教えて頂きました。その方は
「確かに話す時の言葉も重要だけれど
外国語は特に標準語と敬語ができる方が本当に上手な人だという
印象を与えられるし、実際それが人を評価する基準となるから
一番最初に標準語と敬語(表現方法)を学ぶ方が良い。
口語は後からいくらでも簡単に身につけられるから心配ない。」
とおっしゃっていました。私自身、言語に対して関心が多く強いこともあって
納得してそういう勉強方法をしていましたが、
1年間そのような考えの方について教わりました。
実際勉強し始めてみれば、口語は口語で
イヤでも実際に使うことが多いので簡単に知ることができます。
なので、授業ではきちんとした格式のあるもので学んだおかげで
抵抗なく使うことができて、本当にありがたい助言だったと今でも思います。
※ 元々厳しい教え方で、かなり発音&イントネーション矯正を
されたのを覚えています;; けれどそのおかげで
カタカナ韓国語からの脱却が早かったようです(周りの話によると…)
また、この7年後の今年春、これがまさか役立って、
しかも効果があるとは思ってもみませんでした。
シゴトの韓国語で得たものは、ただのビジネス表現だけではなく
韓国語を本当に使えるようになるには何が必要か?
ということが大きかったのではないかと思っています。
要は高級への入り口だと言えるでしょう。
どんなに流暢に口から出る言葉でも、TPOに合わないものであれば
効果がなくなるだけでなく、自身への評価が下がるのです。
特に業務で使う場合は、自己だけでなく会社全体への影響も出るはず。
ですので、シゴトの韓国語がなぜ必要なのかを強く主張したいと思います。
…と言って、シゴトの韓国語ができる日本人が増えたら増えたで
今度は私の出番がなくなるので、正直それも困るのですが(笑)
何にしても、一歩先を行く人間で常にいたいと思います。
今日もファイティン☆