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一日一善ならぬ一日一喝&一自信 バ韓国から帰国してからの 日本での新生活をベースにした万事を綴る。 なお韓流の方はご遠慮を。
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自分もあまり人様のことを言えた義理ではないが、
それでも仕事において遅刻はアリエナイと思っているし
当然のことながら仕事での遅刻において人様に迷惑をかけてるようなことはない。


が・・・社会人生活をいつまで送っても、
時間に対する意識がオカシイ人がいることもまた
紛れもない事実である、ということを感じている方は
恐らく皆さんの中にも少なからずいることであろう。


我が社には、入社以来遅刻が問題視されている社員が一名いる。
仮に「人参さん」としよう、自分より数歳上の韓国人女性。
始業1分前にガッガッガッガッとものすごい足音を立てながらフロアに入って来て、
でも挨拶の声は小さいし、発せられても 「オハヨゴジャイマス」 orz
荷物を置いてどこに行くかと思いきや、トイレに行って
歯磨き・化粧直し・髪の毛結わく等の身支度開始。
トイレに入った時点で既に始業時間過ぎているのですが?
結局のところ、少なくとも始業時間を10分は経過しないと席にも着かないので、
一体何のための始業時間なのか、毎朝彼女を見る度に問い詰めたくなるのだ。
更にはお花への水遣りだとか言って、また時間を食っている次第orz
自分のことも満足にできずに、花への水遣りなんかに気を配っている場合か。


毎朝こんな風景を目の当たりにしている私だが、
本社にいる時は自分とは部署も違うし一介のスタッフという同じ立場だった。
が、今年の4月に私が社長室に異動してからはもちろん様々な意味で
様々なものが変わった。 私は幸運にもかなりのポジションと権限を与えられ、
入社11ヶ月で大幅な昇進。 更には、自分が7月に韓国に赴任してからは
韓国のトップ的立場にもなったため人事権もある程度発生、
ただ韓国内業務を進めるためには彼女が必要であったため
致し方なく本社から召喚することにした。
適当と思われる韓国人がいなかったのがその理由であるが、
それに至る経緯は、以前書いたかもしれない解雇事件にも関連するため
そちらの記事を参照していただきたい。


さて、ソウルでの出社初日。 またしても彼女はやってくれた。
寝坊して遅刻(爆) 家から会社までは2回バスを乗り継いで約1時間半かかるというが
仕事に行くのだから、そんなものは余裕を持って起床して余裕を持って家を出るべきである。
途中何がいつどこでどう起こるか分からないのだ。
家がどこにあって何時間かかろうと会社や上司の知るところではない。
韓国という国では、そもそも時間に対する概念がかなり希薄なため
そんなのも相まって電車での遅延証明もなければ、
(大体電車ですらKTX等の特急電車以外は時刻表が存在しないのだから・・・)
そもそもバスという交通手段に対しては遅延も何もないのだ。
時刻表があったとしても、電車のようにキッチリ守って運行するなんていうことは
交通状況によって時刻が左右されるバスにはハッキリ言って無理である。
なので当然のことながら日本でもバスの遅延証明は発行されないのだ。
 ※ただし事故・故障等による振り替え輸送はある。


そういう基本的な考えすらできない彼女であるために、
初日の遅刻に際しては、着くなりこんなことを私に対して発したのである。

  
「韓国にも遅延証明書があればいいのに」

そういう問題ではないorz この発言で以下のようなことが垣間見れる。

  遅延証明書があれば遅刻は許されると思っている

事実、本社にいた時の有名なエピソードとしてこんなものがある。
週に最低1回は大幅に遅刻していた彼女だが、その際の理由がこうである。


  「電車で事故があって・・・」と遅延証明書を提示して来る

その朝、どの路線でも事故等による遅れは一切発生しておらず
ましてや彼女と同じ路線を使用している他の社員はいつも通り普通に出勤、
何もなかったと話すのである。 で、よく見てみればその遅延証明書も
彼女が本来使っているはずのない路線や駅のものであったり、
発効日がその当日のものでなかったり、その前日も遅刻しているような場合は
下手をすればその時に出した遅延証明書と同じものを提示して来るのである。
完全に 「不正」 以外の何物でもない。
それも、本人バレていないと「いまだに」思っている。


これにおいては、本社で以前、一度査定面接によって制裁を受けたのをきっかけに
不正理由による遅刻はなくなったそうなのだが・・・
ただそれだけではやはり終わらないのが彼女の場合だ。
根本的解決には全くなっていないのである。


制裁があったにも拘らず、遅刻は相変わらずしょちゅうすることに変わりはなかったのだ。
理由は素直に寝坊というものに変わった部分もあるのだが
(ただしそれも大きな問題を孕んでいることには変わりはないw)
新たな偽造理由が発生し出したwww 「ルームメートが病気で」。
ルームメートの病気は会社や上司がフォローすることか?
会社がそのルームメートに金銭を支払って解決するような問題か?
どうしてこういう発想しかできないのだろうか。
自分の遅刻、ひいては時間管理の能力のなさをなぜ人のせいにできるのだろう。
全くもって理解できないことであり、理解なんぞしたくもない。


本社でのエピソードはまだまだあるようだが、私自身も知らないことと
そして話が大幅に反れてしまったので、
ここらで韓国での遅刻状況について話題を戻すことにしようw


韓国出社日初日はそんなことをやってくれ、しかも事前連絡すらなかったのだ!!
普通は少なくとも15分前には上司や庶務部等に連絡すべきだろう。
それより前ではよろしくないのは、該当の人が出社していないかもしれないからだ。
そしてそれより後ろではよろしくないのは、もはや15分前を切る時間は
始業準備を忙しく始めている人が多くいるであろうからだ。
ましてや上司やリーダーという管理する立場の人間は、一介のメンバーには
知る由もない忙しさや問題を抱えていることが往々にしてあるだろう。
そういうことも考慮して、事前の連絡は入れるべきである。
ただ連絡するだけだったら幼稚園生でもできる。
会社は幼稚園ではない、給料を払って社員の時間を買ってやってるのだ。



というわけで、初日から私に説教を食らった彼女(笑)


  自分よりも年下
  しかも自分よりも社歴の短い人
  更にはその社歴も1年ちょっとにしかならない人
  それも同性


そんな条件の私から説教されて、恥ずかしくないのだろうか。
恥ずかしくないからこそ、韓国に召喚してから1ヶ月も経たないうちに
既に3回の遅刻をしている人参さん・・・。
異動の際、貴女意気込んでこちらに来ると言っていたでしょう?
自分のやりたい仕事を任されるようになったから頑張るって
鼻息荒くしていたのはどこのどなたでしょう?
10日一回のペースで遅刻なんぞしているようじゃ
そんな決意表明も 真っ赤なウソ としか見えないのだがねぇ・・・。


この初日の説教を受けたにも拘らず二度目の遅刻。
その時もまた、面白いエピソードがあるw
遅刻して来て恐る恐る私のところに近づいて来た彼女が発した言葉。
「今着きました」や謝罪の言葉でもない一言がまず最初に出て来たのが


  「午前半休にします。」

慧蘭、唖然。 で、とりあえず詳しく聞いてみれば

  「しばらく遅刻もしていなかったし、
   (※じゃぁ韓国出社初日に遅刻したのは何? どこのどいつの話?)」
   これ以上遅刻を増やせないので午前半休にします。」


ここでの問題点を列挙すれば下記のようになる。

  ①遅刻して来ている分際で、到着しても自分の席に先について
    荷物を降ろし、PCの電源を入れてから上司のところに来た。

  ②しかも第一声が謝罪ではない。

  ③「午前半休に『します』」とオマエの勝手な判断で決められることではなく、
    むしろ貴女にジャッジ権はない。

  ④「しばらく遅刻をしていなかった」と、それも「オマエ」が「勝手に」
    「思っていただけ」であって、会社側はそうは認識していない。

  ⑤その「しばらく遅刻をしていなかった」というのも
    「事故遅による遅刻はしていない」ということなだけで
    『人参による遅刻』ということは紛れもない事実。

  ⑥「これ以上遅刻を増やせない」のは貴女の勝手な都合、
    勝手なわがままであって、それを会社が聞いて認めるほど
    社会は甘くない。 「これ以上遅刻を増やせない」のは
    貴女の独断と偏見による勝手な都合であるため聞き入れられない。

  ⑦だからと言ってスグに有給を使った休みにするという短絡的な発想からして
    大きく間違っている。 そういう短絡的かつ甘~~~い考えだから
    いつまで経っても甘えていて、遅刻が止まらないのである。

  ⑧そして、会社がそんな個人のわがままかつ甘えた考えの現れである
    「有給」を認めてしまった場合、会社自体が社員の遅刻という行為を
    認めることとなり、だとしたらではなぜ就業時間が設定されているのか?
    という、疑問と言うよりも矛盾が出て来るのである。


こういうことを言ってもプライドに影響がなかったのか、
何のリアクションも返って来なかったorz 反省というオーラもね・・・。
そしてその約1週間後、3度目の遅刻は起こったのであるorz



実は以前、本社で私はこんなことを聞いたことがある。

  慧蘭 ニンジンさんはいつも何時ぐらいに寝てるんですか?
     最近寝ても寝てもすごく眠くて・・・
  人参 私ですかー? ん~1時か・・・2時ですかねぇ。
     あ、でもしばらく3時ぐらいに寝るのが続いていますよー
     友達と電話してたり、夜飲みに行ってたりしててw


だからオマエは毎朝遅刻してるんだってのっ!!!!!!!!!!
それがナゼ分からない? 分からないことの方が私は分からない。
何よりも、私の質問は単なる質問ではないという点だ。
相手の回答如何によって、そいつの遅刻という諸悪の根源を探ろうとしているのだ。
それが分からずノウノウと 「遊びほっつき歩いているから就寝時間がいつも遅い」
ということを自ら暴露して、でも暴露しているということに全く気づいていない
ということが、実に滑稽であるwwww

ましてや始業時間1分前に到着して、すぐに仕事が始められるのか?
という非常に基礎的な問題がそこに横たわっているということに
本人は恐らく気づいていないはず。 実に致命的である。


更には、彼女は残業を毎日する。 PJや状況、そして職位によっては
それが仕方のない場合もあるが、彼女の場合、理由はそれだけではないのだ。

  ①業務の優先順位がつけられない。

  ②自分の上司を無視して、他のリーダーからの、それもインターラプトに
    先に着手して、自分の上司が何かを依頼すれば「即答お断り」が返って来る。

  ③元々仕事もトロい上に、業務一つ一つの意味を分かっていないでやっているため
    益々余計な時間がかかり、しいてはこちらの指示では全くない
    余計な作業までやってくれてしまうのが常であるため
    どうにも本来頼んだ仕事が進まない。

まず①に関して・・・これまた本当に致命的であるorz
先日もこんなことがあった。

遅いお昼に出かけることになった慧蘭だったが、そのついでに
銀行で仕事のとある支払いを済ませて来ようと思ったのだが
途中本社から連絡が入り、昼休みを途中で切り上げて戻って来ることになった。
自動的に銀行にも寄れなくなったのだが、戻って来ることになったのは
緊急会議のためだったのだが、それがかなり時間を取りそうだったため
銀行が閉まる16時までには到底終わりそうもないことを察知した私は、
彼女にその支払いを頼むことにした。
彼女自身も16時から来客があったので、まだそれには45分は時間があったので
今支払いを済ませて貰えれば、少しは余裕を持って来客を迎えられると持ったからである。
ちなみにこの支払い、その日が支払い期限であることを当日の朝になって、
それも彼女から「私が支払い催促をされた」のであるorz
上司に催促する場合は表現とタイミングを選んでするべきであるにも拘らず、
そして当人が振り込みに行くのでもなく、上司である私に「催促命令」を
出した始末であるorz


  ※下記「 」は問題発言を示すこととするw

  慧蘭 人参さん、会議がかなり長引きそうで銀行の閉まる時間に
      間に合うかどうか分からないので、来客までにも少しまだ時間があるので
      振込みして来て貰えませんか?」
  人参 ・・・。 ※SKYPEで他の人と話している
  慧蘭 人参さん?
  人参 ・・・。 ※SKYPEでまだ他の人と話している
  慧蘭 (仕方ないのでメモで ちょっといいか と示す)
  人参 は? 何ですか? 今SKYPEで通訳やっているので」話しかけないで」下さい。
      「相手に失礼」じゃないですか。
  慧蘭 !?!?!?
  人参 16時からの会議で必要な内容聞いてるんですよ もぉ
      「それって緊急なんですか? 大事なんですか?」
  慧蘭 ・・・緊急かつ非常に重要なので少しだけでもダメですか?


相手に失礼じゃなければ、身内に失礼してもいいというのか?
それも自分の上司にである。
緊急性だとか重要性は、一介のメンバーである貴女がジャッジすることではなくて
こちらがあらゆる状況を加味してつけた優先順位を基にジャッジしたものなので
メンバーはそれを覆すには相当の理由がなければならない。


  慧蘭 カクカクシカジカで、銀行が閉まるまでに終わりそうもないのですが
      支払いに遅れる方がもっと重大なので支払いお願いできませんか?
  人参 え゛ー 今通訳やっているので、私が通訳しないと本社とお客さんと
      両方困って「失礼になる」んですよー
  慧蘭 それも分かっていますが、まだ銀行が閉まるということよりは
      時間に余裕がありませんか?
  人参 じゃぁ30分になったら終わると思うのでそしたら「行ってもイイ」ですよ
  慧蘭 (だったら最初からオマエに頼んでねーよ! こっちだって30分になったら
       緊急会議が終わるんだったらこんなこと頼んでねーよ!!)
  人参 「それまで待ってて下さい」
  慧蘭 (しばらく絶句)
      あの・・・でしたら結構ですよ、私が行って来ますので。
      30分になってもこちらの会議が終わらなそうだから依頼したので・・・
  人参 いえいえ、30分になったら私が行って来るので「ソレ(振込み用紙)かして」下さい
  慧蘭 だから、あの・・・30分まで待って行くのなら自分が30分を過ぎて行くことと
      全く同じことなのでいいですよ、私行って来るので。
  人参 あ、そーですか? じゃ「行って来て」下さい。



なんだコイツ!!!!!! まるで私が部下であるようなこの状況。
緊急会議への私の出席は必須であったため(むしろオーナーに近い位置だったため)
どうしても抜けられない状況。 でも16時は刻一刻と迫って来る、どうしょうorz
16時前10分、ドアをノックする音。 どーせこういう無神経な声のかけ方は
あの人参しかいない・・・と思って、「どうぞ」と呼び入れると・・

  人参 16時からの来客がなくなったので銀行行って来ます
      それ「早くかして」下さい
  慧蘭 !?!?!?


なんて自分勝手なんだろう。 今重要な会議中、そして私はほぼオーナー。
会議内容は深刻なものでそして常に進行している。
それを遮る形で、それもその言い方での横槍orz
一体この人参さんは今までの会社生活で何を勉強して来たものだろうか。



結局のところ、その会議は予定の1時間半を超える時間で終了。
結果的には私が銀行に行けなかったのは自明である。
最終的には遅延なく支払いが済んだので、まだ良かったのであるが
この途中のやり取りは本当に見逃せない部下の言動であることは間違いない。



以前より同じことを注意、指導しているにも拘らず
今もこうして引き続き起こされるということは、一体私は今後どのようにすれば
これらが改善されるのか、ツマラナイ悩みを持ち続けなければならないだろう。


私の本来のミッションはそれ以外のところにあるのだ。
そちらに一刻も早く専念したいのだが、それができない今日この頃。
部下の結果が私の成績。 部下の指導はこんな遅刻や優先順位の軌道修正
などという低レベルなところから始めないといけないという現実は、
あまりにも厳しいものがある。

 

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