忍者ブログ
一日一善ならぬ一日一喝&一自信 バ韓国から帰国してからの 日本での新生活をベースにした万事を綴る。 なお韓流の方はご遠慮を。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

先日、他のメンバーの実習課で「年配」という新出語彙があった。
その際メンバー間で話し合い、併せて「(お)年寄り」という表現に対しても
色々なコメントが出て来た。
一体何歳からならそれぞれを指し示せるのか。
そして発話するこちら側にとっても、自分達が何歳になったら
それらの言葉を使えるのか、許容範囲とでも言おうか。
そんなことを話す機会があった。

「年配」も「(お)年寄り」も、定義は辞書を見れば
確かに早いかもしれないが、
それではあまりにもつまらないではないか。
具体的に事例と共に見ていこう。


【事例1】
担当したそのメンバーバチさんは40代半ばの主婦。
そのバチさんが、以前60少し過ぎの女性(仮称:ババ)に対して
「年配」と使用したことがあると言う。
その際、その場にいた他の人たちから
「ババに"年配"なんてまだ早いわよ、失礼だから使っちゃダメよ。」
と言われたという。 …いや、真っ当だろう。
60の人に年配というのは間違っていないと思う。
若づくりをしていたとしても、見た目が確かに普通よりは
多少若く見えたとしても年配には違いない年齢をしていると思うのだが…。

もちろんバチさんは、その指摘に腑に落ちなかったと言う。
うん、私も腑に落ちない。 納得行かない。
60の人に年配と表現してどこがオカシイのか。
その場にいたヤツらの語感がオカシイことの方が間違いないと思う。


【事例2】
それは今朝の読売新聞に投稿されていた一般購読者からの投書。
8面にある気流というコーナーで、子供の日特集として「遊び」に関する投書が
紹介されているのだが、その中の一つにこうあった。

65歳男性(ちなみに無職ねw)がこう投書している。

「私は、お年寄りを対象として
 回想法という心理療法でボランティアに携わっている。」

 ※文章は私が一部加工。

はて? 65歳のそれこそジジィが「お年寄り」と表現している?
その事実に私は違和感…否、抵抗感&拒否感を持った。

健康上何も問題なく、バリバリ動いて自ら何かをするというような
行動力や積極性を持った人なのかもしれないが、
それでも65という年齢もジジィの分類に、もはや間違いなく含まれるだろう?
65にもなって、まるで「自分はお年寄りではない」と言っているように取れる。
間違いなくそれはオカシイ。

===

以上が事例紹介だが、年配やお年寄りと言った際に
一体何歳からが年配やお年寄りで、
自分達も何歳になったら、相手に対して年配やお年寄りと言えるだろうか
と改めて考えてみると非常に難しい。

況や外国人にその意味の違いだけでなく用法の違いを教え、
理解させ使わせようとすると…いやいや、頭が痛くなるorz

10代の子が「年配」という語彙を使って違和感はないか?
「お年寄り」の方がシックリ来るような感じが私はする。
また社会人になった20代となれば、いくら10代後半と歳が近かったとしても
「年配」という語彙を使っても違和感はそうないと思われる。

「年配」という表現には、社会への寄与度合いが多少なりとも
含まれるのではないか?と私などは感じてしまうが
世の中の人々はどうなのだろうか。


相変わらず「日本語は難しい」。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[262]  [261]  [258]  [257]  [256]  [255]  [254]  [253]  [252]  [251]  [250
Kitaka Blog Parts
Natio Geo
Natio Geo Photo
而家幾點鐘呀?
몇 명 오셨남?
§ Au Loin La-Bas § + 「年配」と「お年寄り」 Produced by / Riiga /
スノーマン Designed by がりんぺいろ 独自ドメインブログ
忍者ブログ [PR]